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平成28年度 宇都宮城歴史講演会
「宇都宮藩と江戸の豪商―幕末維新期を中心にー」開催レポート


 平成28年3月12日(土)に毎年恒例の宇都宮城歴史講演会が宇都宮市役所で開かれました。



 会場は,満席になるほど多くの人にご参加いただきました。




今回は,宇都宮大学准教授の山慶子先生をお迎えし,「宇都宮藩と江戸の豪商―幕末維新期を中心にー」と題して,講演していただきました。
山先生は,現在の東京の前身である近世都市江戸の歴史を,特定の町や制度に着目して調べられています。
最近では,江戸の名主である大伝馬町の馬込家と宇都宮藩戸田家との関係について分析をしておられます。
今回の講演は,宇都宮藩戸田家が藩の経営を維持するのに江戸の豪商川村家からお金を調達していた話を中心に,また,川村伝左衛門が明治初期に近代的な製紙工場「大オ商舎(おおしましょうしゃ)」を開設 した話をしてくださいました。この「大オ商舎」は,平成26年に世界遺産に登録された富岡製糸場より1年早い明治4年の開設になります。
参加者からは,「戸田家と川村家との関係や,「大オ商舎」が宇都宮の産業に与えた影響など,大変興味深かった」など,他にもたくさんの感想をいただき,とても好評でした。